米アップルは10日(現地時間)、同本社で開催中のメディアイベントの中で、プラスチック製の筐体を特徴とする新型スマートフォン「iPhone 5C」を正式発表した。
iPhone 5のデザイン、技術を活かした端末となり、多色展開される。「赤・黄・緑・青・白」の5色で展開され、これまでのiPhoneにないカラフルさが特徴のひとつになっている。
プラスチックを素材としながらも外装全体を一枚で製造し、つぎはぎがなく・安っぽく感じられない質感となっている。フレームの基礎として、アンテナの役割も果たす強化スチールを使用している。
4インチのRetinaディスプレイが搭載され、100%のsRGBに対応する。
A6プロセッサが搭載。バッテリーはiPhone 5より微増する。
LTEバンドの対応拡張がなされ、世界中でLTEが利用できるようになる。Wi-Fiは802.11 a/g/n、2.4GHz/5GHzに対応。acには対応しない。Bluetoothは4.0に対応する。
価格は2年契約で16GB版が99ドル(約1万円)、32GB版が199ドル(約2万円)。
専用のケースが多数準備される。価格は29ドル(約3000円)。
新しいFace Time Cameraが搭載され、iOS 7における新機能が利用可能となっている。
ジョナサン・アイブ氏が登場する短い動画がながされ、端末の美しさが絶賛された。
なお、iOS 7はiPhone 5Cにマッチするように設計されたとも伝えられており、壁紙がそれぞれのカラーに似つかわしいものになっていると紹介された。
まとめると、iPhone 5CはiPhone 5の細かい仕様をスペックアップし、プラスチックの筐体を採用した廉価版の端末となる。
予約は9月13日金曜日から開始される。日本、中国を含む各国で20日に発売される。
なお、日本ではKDDI、ソフトバンクのほか、NTTドコモでも取り扱いを開始することが発表された。
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