株式会社LINEは24日、同社が手掛ける無料通話アプリ「LINE」のアップデートを公開したと発表しました。今回の最新バージョンでは、ビデオ通話を初めとした新機能に対応するほか、トーク・音声通話などの基本機能の品質改善がなされるとのこと。
新機能の詳細は以下の通りです。
ビデオ通話
お互いの顔を見ながら通話ができる、「ビデオ通話機能」がついにLINEにも登場します。対応機種は、iPhone、Android、PCの3端末。
端末のディスプレイには、画面全体(PC版を除く)に相手側の映像が、小さいサブ画面には自分の映像が表示されます。このサブ画面はタップして自由に動かすことができ、状況に応じて見やすい状態に変更できます。
また、双方がカメラを利用する使い方だけではなく、片方が音声のみの状態でも通話が可能です。さらに、ビデオ通話をしながらトーク画面を使用することもでき、今までの音声通話と同等の使い勝手を実現しています。その他、メイン画面とサブ画面の表示切り替えやメイン画面の拡大表示、通話中のミュートや映像オフ機能が搭載されています。
写真を共有し編集できる、アルバム機能
トークルームごとに作成できるアルバム機能が追加されます。スマートフォンの写真データからアップロードしたい写真を選択し、まとめて共有することができます。また、作成されたアルバムには誰でも自由に写真を追加することができ、イベントやテーマごとに簡単に写真を集めることが可能です。
また、アルバムはいくつでも作成することができ、メニュー画面からいつでも閲覧が可能です。
ホーム・タイムラインの公開範囲を投稿ごとに設定
一回の投稿ごとに、誰に対して公開するのか選択することが可能になりました。
あらかじめグループ分けをしておくことで、一部の人にのみ伝えたい文章や写真を気軽に投稿することが出来ます。
ブロック・非常時リストから相手の表示を削除
これまでブロックまたは非表示にした相手は、ブロックリスト・非表示リストの形で名前が表示される仕様でした。今回のアップデートで表示自体を削除することができるようになり、「もう名前も見たくないユーザーがいる」「整理されていないと気が済まない」といったユーザーには有用な機能と言えそうです。
その他、トークで送られてきた動画を他のグループや友達に転送できる機能も追加されています。
ビデオ通話機能の追加が実装され、ますます “インフラ” としての位置を確立していく「LINE」ですが、この勢いはどこまで続くのでしょうか。今後の展開に注目です。
[LINE]
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