EMSOneは30日、米アップルの未発表スマートウォッチ「iWatch」に搭載されるフレキシブル有機ELパネルを、韓国LGと台湾RiTdisplayが受注したと伝えています。これは、韓国の英字紙「The Korea Herald」が韓国市場の関係筋として報じたもの。
非公式コンセプト画像
iWatchにはこれまでもフレキシブル有機ELパネルが搭載されるという情報が伝えられているほか(過去記事)、アップルは同端末に使用すると思われる “フレキシブルバッテリー” の特許を申請していることがわかっています(過去記事)。
また、この業界ではすっかり有名人になってしまったアナリスト「ミンチー・クオ氏」が今年5月に出したレポートによれば、iWatchは生体認証技術やヘルスケア機能を搭載し、来年2014年の後半に登場するだろうと伝えられています(過去記事)。
つい先日アップルCEOを務めるクック社長は、2014年度の新しいカテゴリの製品を発表することをほのめかしていますが(過去記事)、その製品はこのiWatchということになるのでしょうか。
しかし、まだまだ一般には認知されていないウェアラブルデバイス。ソニーやサムスンなどといった主要メーカーがすでにスマートウォッチを発売していますが、機能面や使い易さといったところで、ユーザーが魅力を感じるまでには至って居ません。また、メガネ端末についてはまだまだ開発段階といったところで、一般に出回るにはまだ数年かかる見通しです。
そんな状況の中登場しようとしているアップルのiWatchですが、これまでの製品と同様、市場を先導することはできるのでしょうか。その手腕に注目されます。
[EMSOne]
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