PhoneArenaは28日(英国時間)、匿名のユーザーから寄せられた情報として、グーグルがまもなく発表するとみられる「Nexus 10(2013)」の詳細スペックを伝えています。
この情報は、公式オンラインストアである「Google Play」上において一時的に掲載されていたスペックをスクリーンショット保存したものから得られたもの。しかしながら、WEBブラウザベースのスクリーンショットは捏造も多いので参考程度に留めておくのが良いかもしれません。
Nexus 10(2013)とみられる本体画像
Nexus 10(2012)の本体画像 / 現行モデル
まずは本体画像ですが、現行モデルが全体的に丸みを帯びた “卵形” のようなデザインであるのに対して、新型モデルはNexus 7(2013)に似たデザインに変更されています。ベゼルも太く、どこか垢抜けない印象がある現行モデルに対して、スッキリした印象を受けます。画面上で動いているのは紛れもなくAndroid 4.4 KitKat。
注目のスペックですが、まずはプロセッサがクアルコムのハイエンド向けシリーズ「Snapdragon 800」に変更されています。従来モデルはサムスンが製造を担当しており、搭載されたプロセッサはExynos 5250でした。Exynos 5250と高解像度環境の相性が悪いと評されることもあっただけに、今回の変更には期待がかかります。
ディスプレイサイズは10.055インチで、2560×1600ドット表示に対応。本来の意味での解像度である「ピクセル密度」は300ppiにも及びます。参考までに、同じ10インチカテゴリでライバル機種である「iPad Air」は264ppi。7インチの「iPad mini Retinaディスプレイモデル」は326ppiです。
新型Nexus 10では表面ガラスにコーニング社の最新強化ガラス「ゴリラガラス 3」を採用していることも特徴。現行モデルは「ゴリラガラス 2」でした。
RAM容量が3GBになり、32GBの内蔵ストレージを搭載。バッテリー容量が500mAh増えて9,500mAhになりましたが、本体重量は約19g軽量化されています。
新旧比較のスペック表は以下の通り。
モデル名 | Nexus 10 (2012) | 新型Nexus 10 (2013) |
搭載OS | Android 4.2.2 | Android 4.4 |
ディスプレイ | 10.055インチ ゴリラガラス 2 |
10.055インチ ゴリラガラス 3 |
解像度 | 2560×1600ドット | 2560×1600ドット |
CPU | デュアルコア Exynos 5250 Mali TS04 |
クアッドコア Snapdragon 800 Adreno 330 |
RAM | 2GB | 3GB |
内蔵ストレージ | 16GB / 32GB | 32GB |
外部ストレージ | 非対応 | 非対応 |
背面カメラ | 500万画素 | 800万画素 |
前面カメラ | 190万画素 | 210万画素 |
対応ネットワーク | Wi-Fiのみ | Wi-Fiのみ |
Wi-Fi | 802.11 b/g/n MIMO+HT40 |
802.11 b/g/n MIMO+HT40 |
Bluetooth | 対応 | 対応 |
NFC | 対応 | 対応 |
外部端子 | micro USB 3.5mmイヤホンジャック マグネット式ポゴピン充電器 マイクロHDMI |
micro USB 3.5mmイヤホンジャック |
各種センサー | 加速度 電子コンパス 周囲光 ジャイロ 気圧 GPS |
加速度 電子コンパス 周囲光 ジャイロ 気圧 GPS |
おくだけ充電 | 非対応 | 非対応 |
バッテリー容量 | 9,000mAh | 9,500mAh |
サイズ | 177.6(H)×263.9(W)×8.9(T)mm | 172.6(H)×258.9(W)×7.9(T)mm |
重さ | 603g | 584g |
個人的には、Wi-Fiが802.11 acに対応していないのが若干不自然かな…と思うところです。いずれにせよ、本日中~明日未明にかけてインターネット上で突如発表される可能性が高く、あと数時間以内に真相が明らかになるものとみられます。
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