15日、短文投稿サイトTwitter上で、WEBブラウザで視聴した動画履歴が自動的にツイートされる「Plays Now」というサービスを、意識せずに承認してしまうユーザーが多数存在しています。
ツイートの形式は「plays」で始まるもので、URLにアクセスすると下記のようなアプリ認証画面が表示されます。ここで何も考えずに「連携アプリを認証」を押してしまうと自身のTwitterアカウントにサービスが追加されてしまうという仕組みです。
サービスが追加されると、YouTubeなどの著名な動画配信サイトはもちろんのこと、18歳未満に有害な動画サイトをはじめとして多数の動画配信サイトにおける視聴履歴が勝手にツイートされてしまいます。
なお、誤って「Plays Now」を導入してしまった場合は、下記の手順で連携アプリ認証を解除することが出来ます。
1. WEBサイト版Twitterにアクセスし、設定を押下
2.アプリ連携を選択し、リストの中から「Plays Now」の許可を取り消す
このサービスの実態は?
視聴した動画を手軽にシェアできるサービスとして提供されているようです。様々な動画配信サイトに対応している為に、一般的には他人に知られたくないような情報までツイートしてしまう可能性があります。
特に、東京・三鷹市で発生した殺人事件関連の話題でplaysが流行しているものとみられており、著名なF1ドライバーも「Plays Now」を知らぬ間に導入してしまって、自動ツイートしてしまう事態に発展しています。
タイムライン上に「plays」から始まるURLが流れてきてもクリックしないことはもちろんのこと、むやみにアプリ連携をしないように心掛けましょう。また、フォローしている方にPlays Nowを意図せず導入してしまったユーザーが居る場合は、この記事を教えてあげることで被害を食い止めることができます。
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