ZOTACは2日、NVIDIA初となる独自Androidタブレット端末「ZOTAC Tegra NOTE 7」を日本向けに正式発表した。同端末は、今年9月に「Tegra Note」として発表されたグローバル機の日本向けモデル。同社のハイパフォーマンスプロセッサ「Tegra 4」を搭載しており、7インチ級タブレットにおいて、世界最速の処理速度を実現する。
同端末はNVIDIAが設計し、パートナー各社が製品を販売するタブレット・プラットフォーム。日本での発売に関しては、ZOTACがNVIDIAの提携先となったことを発表した。
予想市場価格は2万5800円で、発売は12月4日から。
「ZOTAC Tegra NOTE 7」は、ハイパフォーマンスや精度の高いスタイラス機能など、充実の機能を多数搭載したAndroid4.2の搭載タブレット端末。画面は7インチで、1280×800ドットのIPS液晶パネルを採用。プロセッサ「Tegra 4」はCortex-A15 CPUと72コアのGeForceGPUで構成されており、他と比べて圧倒的な処理性能を誇る。
さらに、「Direct Stylus」技術を用いた高精度なスタイラス機能が特徴となっており、専用のハードウェアを必要とせずに快適なスタイラス体験が可能だ。
また、バスレフ・ポート付きのステレオ・スピーカーが前面に搭載されており、タブレット髄一の、リッチでディープなオーディオ体験が得られるとのこと。周波数レンジが幅広く、低音から高音までしっかりと聴くことができるとしている。
バッテリー寿命も比較的長く、HD(1280×800ドット)のビデオを10時間再生できるとのこと。
詳しいスペックは以下の通り。
OS | Android 4.2 |
ディスプレイ | 7インチ IPS液晶 |
解像度 | 1280×800ドット |
CPU | Tegra 4 クアッドコア 1.8GHz Cortex-A15 |
GPU | 72コア NVIDIA GeForce GPU |
RAM | 1GB DDR3L-1600 12.8GB/s |
内蔵ストレージ | 16GB |
外部ストレージ | microSD対応 最大32GB |
背面カメラ | 約500万画素 |
前面カメラ | VGA(約30万画素) |
通信 | 802.11 b/g/n Wi-Fi Wi-Fi Direct Bluetooth 4.0 LE |
ペン入力 | 対応 |
オーディオ | 前面ステレオスピーカー HD-Audio対応 |
HDMI | microHDMI ミラーリング対応 |
バッテリー | 4100 mAh HD ビデオ10時間連続再生 |
サイズ | 190(H)×120(W)×9.4(T)mm |
重さ | 320g |
なお、12月上旬には純正オプション製品も順次発売される。カバースタンド「Slide Cover for ZOTAC TEGRA NOTE 7」が3980円前後、スタイラスペン「DirectStylus for ZOTAC TEGRA NOTE 7」が2980円前後、ACアダプタキット「AC Adaptor w/USB Cable for ZOTAC TEGRA NOTE 7」が2980円前後。
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