Sammy Todayは18日(現地時間)、サムスンから新しいUIを示す画像が大量に流出したと伝えています。
Sammy Todayはこれらの流出の経緯について明らかにしていないものの、これらのUIはサムスンが中心となって開発を進めているOS「Tizen」のものだろうとしています。しかしながら、ステータスバーや丸形のアイコンなど以前紹介した「Tizen 2.0」のUI(過去記事)と似ている箇所も確かに多くありますが、比較できる画像が少ないため、Tizenのものであると断言することはできません。
画像を見るとAndroidに由来しているように見える部分もあり、Sammy Todayは、このUIがAndroid端末とのクロスプラットフォームで使用されるものである可能性も指摘しています。
さらに、画像の中には「Galaxy S3」で追加された「S-Beam」を示すアイコンがあります。これは単にTizenを搭載したサムスン製端末のUIである可能性もありますが、サムスンは、同社の独自機能を他社製端末との間でも利用できるようにする目的があるのかもしれません。
今回流出した画像がTizenのものであるとの確証はありませんが、この新UIを持つTizen、またはクロスプラットフォームのようなものが近いうちにサムスンから発表されるのでしょうか。
一時は開発中止とも囁かれたTizenですが、開発は継続していることが確認されており、サムスンはスマートカメラ「NX300M」が世界で初めてTizenを搭載する端末になると発表しています(過去記事)。
早ければ、来年2月にバルセロナで開催されるMWC2014で大きな動きが見られるかもしれません。
[Sammy Today via Tizen Expert]
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