韓国ET Newsは31日(現地時間)、業界筋の情報として、韓国サムスンがメタルボディの新フラグシップスマートフォン「Galaxy F」を開発中であると伝えています。これは、同社が次世代端末として発表を予定している「Galaxy S5」とは別の端末で、3月ごろに登場すると予想されるとのこと。
同端末はそのネーミングから、”Project F” と呼ばれるチームが開発中のものとみられます。昨年9月に伝えられた情報によれば、同開発チームは現行の2大フラグシップスマートフォン「Galaxy S」「Galaxy Note」の両シリーズの開発の中心となった人物が深く関わっているとされています(過去記事)。
詳しいスペックは明らかにされていませんが、オクタコアプロセッサや、OIS対応1600万画素カメラを搭載するとも予想されており、Galaxy Sシリーズにも劣らない先進的なものになる可能性があります。
なお、今回の情報はGalaxy S5の筐体が金属になることを否定しているものではなく、両端末が金属筐体になる可能性もあります。
Credit:ET News
長年、一部界隈から期待されているGalaxyの “メタル化” ですが、ついに現実味を帯びてきたと言えそうです。
大規模な量産が必須である等の理由からプラスチックを維持してきたGalaxy。バッテリーの取り外しの可否など有用な点も多くみられるものの、どうしても「安っぽい」という印象がつきまとっていました。さらに最近では、同シリーズの特徴であった「超ハイスペック」は他社と横並びになりつつあり、アピールポイントが明らかに少なくなっているのは否定できない事実です。
その中で同社は、日本向けに「Galaxy J」をリリースするなど、”スタンダードなハイスペック端末” から “特徴のあるハイスペック端末” に軸足を少しずつずらしており、より使い易い端末の開発に注力しています。
おそらく、今回伝えられた「Galaxy F」はその流れを汲んだものであり、ローカライズされていない、それでいて新時代に対応したグローバル端末をリリースしたい狙いがあるものと思われます。
金属筐体のGalaxyは日本でも発売される可能性が高いと思われますが、果たしてどんな形でリリースされるのでしょうか。個人的には “カッコイイ” Galaxyに期待してしまいますが、金属であるだけではなく、材料の特徴を活かした良デザインの端末であることを願いたいところです。
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