サムスンは2日(米国時間)、間もなく開催されるCES 2014に先駆けて、新型の「Galaxy Camera 2」を正式発表しました。
大きな変更点としては、外観デザインを一新したことに加え、Android 4.3を標準搭載している点。スマートフォン的な要素におけるスペックも僅かに向上しています。なお、現時点で発表されているのはWi-Fiモデルのみであり、LTE対応モデルについては特にアナウンスされていません。
光学面における変更は定かではありませんが、スペックシート上では特に変更は無く、約1630万画素の裏面照射型CMOSセンサー、光学21倍ズームといったスペックです。
なお、1080pの動画撮影に新たに対応。ソフトウェア面に変化が加えられており、最適な撮影環境を選択する28種類のスマートモード(※スマートモード自体は従来も存在)、マルチモーションビデオのサポートなどが新登場しています。マルチモーションビデオは、1回の撮影でスローまたは高速撮影を実現する機能。スロー8倍~高速8倍速再生に対応します。
機種名 | Galaxy Camera 2 | Galaxy Camera |
搭載OS | Android 4.3 | Android 4.1 |
ディスプレイ | 約4.8インチ | 4.77インチ |
解像度 | 1280×720 | 1280×720 |
CPU | 1.6GHz駆動 クアッドコア | 1.4GHz駆動 クアッドコア Exynos 4412 |
RAM | 2GB | 1GB |
内蔵ストレージ | 8GB | 8GB |
外部ストレージ | microSDXC 64GB | microSDHD 最大32GB |
背面カメラ | 約1630万画素 光学21倍ズーム(23mm) F/2.8-5.9 (W-T) |
約1600万画素 21倍光学ズーム(23mm) F/2.8-5.9 (W-T) |
対応ネットワーク | Wi-Fi | 3G回線 LTE対応モデルもアリ |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n HT40(デュアルチャンネル) |
802.11 a/b/g/n |
Bluetooth | Bluetooth 4.0 | Bluetooth 4.0 |
NFC | 対応 | 未対応 |
バッテリー容量 | 2,000mAh | 1650mAh |
バッテリー取り外し可否 | 不明 | 可能 |
サイズ | 132.5(H)×71.2(W)×19.3(T)mm | 128.7(H)×70.8(W)×19.1(T)mm |
重さ | 283g | 305g |
もちろん、スマートフォンとコンデジが融合したカメラらしさは満載で、Dropboxにはじめから対応。最長2年間50GB分のストレージを無料で利用することが出来ます。
LTE対応版であれば撮影したその場から自動でDropboxに同期できるといった使い方ができるのですが、Wi-Fi版ではその利点は活かすことができません。LTE対応モデルについては今後、改めてリリースされる可能性もあるので、購入を検討している方は様子見するのも良いかもしれません。
なお、NFC機能が新たに加わったことでGalaxyシリーズをはじめとしたスマートフォンと撮影した画像をカンタンに転送できるようになったのもポイントです。
個人的には初代Galaxy Cameraの画質にはガッカリ…という状況だっただけに、画質面での向上を期待してしまうところですが、プレスリリースの中では特に触れられていないことから、やや不安の残る発表となりました。
[サムスンモバイル via Android and Me]
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