Bloombergは9日(現地時間)、サムスン上級副社長イ・ヨンヒ氏へのインタビューの中で、同社の次期ファブレット端末「Galaxy Note 4」にはフレキシブル・ディスプレイが側面に搭載される可能性が示唆されたと報じています。
もし実際に採用されれば、メイン端末として初めてフレキシブル・ディスプレイが搭載されることとなり、これまで発売されたスマートフォンの中でもより特徴的なものになるかもしれません。
画像は Galaxy Note 3
側面のディスプレイがどのように利用されるかは未知数ですが、AMOLEDの特長を活かし、通知の役割がメインとなる可能性もありそうです。気になるのは端末の操作感ですが、グリップしたときの感触や誤動作の対処がどうなるのか少々心配されるところ。
サムスンとLGはフレキシブル・ディスプレイを搭載したスマートフォンをすでに発売していますが、変化は画面が曲面化したに留まっています。技術はあれども応用が難しい、という状況に至っている典型的な例になっています。
各メーカーにとって、ものづくりの技術力が重要であることに間違いはありませんが、実際に売れる製品を作るためには “技術をどう使うのか” という点を重視しなければなりません。これにはクリエイティブな発想が必要です。
情報がすぐに伝わる今後の世界において、必須ともいえる “発想技術” 。日本企業においても生き残る道はここにあるものと思われます。
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