リーク情報でお馴染みのevleaks氏が、HTC製の未発表スマートフォン「HTC M8 Mini」のスペックを明らかにしました。この端末は、HTCがまもなく発表するとみられるフラグシップ端末「HTC M8」の小型版にあたるもので、3月下旬頃にリリースされると予想されています。
evleaks氏が今回明らかにしたスペックによると、プロセッサにはミドル~ローエンド向けの「Snapdragon 400(1.4GHz駆動クアッドコア)」を採用。4.5インチのディスプレイは1280×720ドット表示に対応します。兄弟機のHTC M8は5インチのフルHDディスプレイを採用されると伝えられていますが、それと比較して約0.5インチ小さくなることで本体横幅がスリムになる見込みです。
その他のスペックとしては、1GB RAM、16GB内蔵ストレージ、microSD対応、1300万画素背面カメラ、500万画素前面カメラ、Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.0、Android 4.4.2 KitKat、Sense 6.0、オンスクリーンボタン採用。
HTC M8 mini (mem_ul): SD400 (1.4GHz x4), 4.5″, 720p, 1GB/16GB (+microSD), 13MP/5MP, a/b/g/n/ac, BT4.0, KK4.4.2, Sense6.0, buttons on screen.
— @evleaks (@evleaks) 2014, 2月 8
前機種にあたる「HTC One」が約400万画素の背面カメラであったのに対して、今回は1300万画素を採用してきました。HTC OneではUltraPixelテクノロジーの効果によって、1画素あたりの受光面積を広げることで暗所撮影の強化といったメリットを享受することができ、無意味な高画素化競争から脱する目論見がありました。とはいえ、一般的ユーザーとしては単純に数字のみを比較してしまうという “悲しき性質(性)” がありますので、機種が氾濫するAndroid市場では厳しい目を向けられることが多々あったようです。
※誤解なきように補足すると、スマートフォンに興味が薄い一般ユーザーにとってUltraPixelテクノロジーの効果を理解するのは非常に難しい。一般ユーザーの理解のなさを嘆く意味ではない。
多くの方がご存知のように、HTCは苦境ともいえる状況に立たされており、端末の投入スパンも低下傾向にあるとも言われています。「いよいよ業界再編か」といった見方も出てくる中、HTC M8でどこまで挽回できるのか注目されます。
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