米マイクロソフトは19日(現地時間) 、クラウドストレージの「SkyDrive」の名称を変更し、新たに「OneDrive」として提供を開始しました。
名前を新たにスタートを切ったOneDriveですが、基本的にSkyDriveの路線を踏襲しています。
今回発表された主な改良点は2つ。1つ目はクロスプラットフォーム対応の強化です。最新アプリでは、Android向けに撮影した写真の自動バックアップ機能が追加されています(他のOS向けにはすでに提供開始済)。2つ目は、Web上での共同編集時に相手の行動をリアルタイムに反映させる機能です。これによって余計なコミュニケーションなしに素早く文書や表を編集することができます。
また、有料の容量追加オプションには、従来からの年額払いだけでなく月額払いにも対応するとのこと。
名前変更を記念して、いくつかの保存容量追加キャンペーンも実施されています。上述した「撮影写真の自動バックアップ機能」を有効にすると容量が3GB増加するほか、知り合いを招待すると1人あたり500MBが追加されます(最大5GB)。
そして一番の目玉キャンペーンは、1年間有効な100GBの追加容量を10万人にプレゼントするというもの。これの詳細は2月19日のあるタイミングで公式ツイッター(@onedrive)で告知されるとしています。
ユーザーにとっては下らないとも思える商標問題で名称変更を余儀なくされたOneDrive。このピンチを乗り越え、逆にユーザー獲得に繋げられるかどうかはマイクロソフトの手腕にかかっています。
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