ノキアは24日(現地時間)、現在スペイン・バルセロナで開催されているMWCの中で、同社初のAndroidスマートフォン「Nokia X」と「Nokia X+」を正式発表した。
ホーム画面はまるでWindows Phoneのようになっており、タイル式のデザインに。
フォルダの作成にも対応。
アプリは用意された「Nokia ストア」でダウンロード。SkypeやOutlookアプリなど、マイクロソフトのサービスを中心に利用できる。Google Playストアは利用できないが、Androidのアプリであれば、システム的にはどのアプリでも利用可能であるとしている。
値段は安価におさえられており、Nokia Xが89ユーロ(約1万2500円)、Nokia X+が99ユーロ(約1万3900円)。ディスプレイの解像度はWVGA(800×480ドット)で、プロセッサには1GHz駆動のデュアルコア・Snapdragonを採用。RAMはNokiaXが512MB、X+が768MB、バッテリーは1500mAhで、低価格・ロースペック端末になる。
さらに、5インチの大型画面を有する「Nokia XL」も発表された。こちらは109ユーロ(約1万5300円)。約500万画素のメインカメラ、約200万画素のサブカメラを搭載する。
なお、Nokia Xシリーズ購入者には、一ヶ月Skypeによる通話が無料でできる権利と、マイクロソフトのクラウドサービス「OneDrive」の容量1GBがプレゼントされる。
同シリーズは、米マイクロソフトのサービスを中心に据えながら、大量にあるAndroidアプリを利用できるようにする、というところにコンセプトがあるようだ。
追記:詳細なスペックが判明しましたので、以下に追記致します。
Nokia X | Nokia X+ | Nokia XL | |
ディスプレイ | 4インチLCDディスプレイ WVGA(800×480ドット) |
同左 | 5インチLCDディスプレイ WVGA(800×480ドット) |
画素密度 | 233ppi | 233ppi | 187ppi |
プロセッサ | クアルコム Snapdragon S4 1GHz駆動 デュアルコア |
同左 | 同左 |
RAM | 512MB | 786MB | 786MB |
内蔵ストレージ | 4GB | 同左 | 同左 |
外部ストレージ | MicroSDカード(最大32GB) | 同左 | 同左 |
カメラ | メイン:約300万画素 | メイン:約300万画素 | メイン:約500万画素 サブ:約200万画素 |
バッテリー | 1500mAh | 1500mAh | 2000mAh |
インターフェース | Dual SIM Bluetooth 3.0+HS Wi-FI 802.11 b/g/n Micro USB |
同左 | 同左 |
サイズ | 115.5(H)×63(W)×10.4(T)mm | 115.5(H)×63(W)×10.4(T)mm | 141.4(H)×77.7(W)×10.9(T)mm |
カラー | ブラック、ブルー、グリーン レッド、ホワイト、イエロー |
ブラック、ブルー、グリーン レッド、ホワイト、イエロー |
ブラック、ブルー、グリーン レッド、ホワイト、イエロー |
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