韓国サムスンは23日(現地時間)、OSに「Tizen」を採用した新型スマートウォッチ「Samsung Gear 2」を正式発表しました。前端末「Galaxy Gear」に採用されていたAndroidではなく、第3のOSであるTizenを採用することで、電池の持ちを2~3倍に向上。2、3日の間継続して利用が可能になります。
機能としては、心拍数センサーや歩数計、ランニングやサイクリングに対応したエクササイズモードのほか、スリープ&ストレス計測機能がダウンロードで対応します。
端末の種類は、カメラ付きの通常版とカメラなしの「Samsung Gear 2 Neo」の2つ。色はそれぞれ、チャコールブラック・ゴールドブラウン・ワイルドオレンジ、チャコールブラック・モカグレー・ワイルドオレンジ。価格は未定で、発売は全世界で4月を予定しているとのこと。
メディアや一部関係者向けには既に始まっている、世界最大の携帯電話展覧会「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)」。その中でも先んじて発表されたのは、Tizen搭載スマートウォッチでした。
現地時間の明日24日、サムスンはプレスカンファレンス「UNPACKED 2014」を開催し、「Galaxy S5」を発表する見通しです。今回発表されたGear 2とのセット販売が予想されます。
日本でもGalaxy Gearが登場したことを考えると、今回のGear 2も上陸、日本初のTizen端末になる可能性があります。
詳しいスペックは以下の通り。
ディスプレイ | 1.63インチ Super AMOLED(320×320ドット) |
CPU | 1.0GHz駆動 デュアルコアプロセッサー |
RAM | 512MB |
ストレージ | 4GB |
OS | Tizenベース ウェアラブルプラットフォーム |
Camera(Neoは非搭載) | 約200万画素 オートフォーカス |
機能 | 心拍センサー 歩数計 エクササイズ機能 スリープ&ストレス計測機能 音楽プレイヤー Bluettoth連携(Bluetooth v4.0 LE) |
サイズ・重量 | Gear 2:36.9(H)×58.5(W)×10.0(T)mm、68g Gear 2 Neo:37.9(H)×58.8(W)×10.0(T)mm、55g |
バッテリー | 300mAh 通常2~3日、低使用頻度で6日 |
[Samsung] [Engadget英語版]
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