未発表端末の情報リークに定評のあるツイッターアカウント@evleaks氏は17日(現地時間)、「Xperia Z2 Tablet」についての詳細をツイッター上にて公開しました。この端末は、「Xperia Castor」として噂されていたタブレット端末であり、昨年春に発表された「Xperia Tablet Z」の後継機と考えられているものです。
Sony XPERIA Z2 tablet: SD800 (2.3GHz x4), 10.1″ 1920×1200 Triluminos, 3GB/16GB/microSD, 8MP/2MP, 6000mAh, 6.4mm, KK 4.4, waterproof.
— @evleaks (@evleaks) 2014, 2月 17
伝えられたところによると、名称はXperia Z2 Tabletとなり、プロセッサに2.3Ghz駆動の「Snapdragon800」を採用し、搭載メモリ量は3GBとなるようです。画面には「TRILUMINOS Display for mobile」を新たに採用すると思われるものの、画面サイズは現行モデルとなるXperia Tablet Zと同じく10.1インチであり、解像度もWUXGA(1920×1200)となる見込みです。
その他のスペックとしては、初期搭載のOSが最新のAndorid 4.4(Kit Kat)となり、最近のXPERIAではおなじみとなった防水性能も搭載。また、Xperia Tablet Zでも特徴的であった本体の薄さにより磨きがかかり、10インチクラスのタブレット端末として世界最薄であったXperia Tablet Zよりも0.5mm薄くなり、本体の薄さは6.4mmとなるようです。
ソニーは先日、パーソナルコンピュータブランドである「VAIO」の撤退を発表し、エレキ事業立て直しのための柱としてXPERIAを始めとしたモバイル部門の強化を打ち出しました。そんな中で発表されるこの新しいタブレット端末に関しては、XPERIAとして今まで以上に魅力を感じさせるものであることを望みたいです。
好調であるとはいえ、スマートフォン・タブレット市場では米アップルや韓国サムスンといった企業のシェアを完全に切り崩せているとは言えません。ソニーがWindows Phone 8を採用した携帯端末の開発に着手しているとの噂はすでに伝えた通りではありますが(過去記事)、XPERIAというブランドに対して可能性を広げつつ、ソニーとして提供できるユーザエクスペリエンスを高めるとともに、常に一歩先を見据えることが今のソニーに求められていることだと筆者は考えます。
なお、ソニーモバイルは2月24日(現地時間)にスペイン・バルセロナにて、WMCに関連したプレスカンファレンスを行うことが予定されています。そこでは「Xperia Z2」や「Xperia G」の発表が期待されており、本端末の発表も予想されます。
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