米グーグルは1日、iOS向けのクラウド型オフィスアプリ「Googleドキュメント」「Googleスプレッドシート」の2つを公開しました。これらのオフィスアプリは、マイクロソフトのWordやExcelにあたるもの。
iOSに対応するオフィスアプリを巡っては、つい先日に(日本を除く地域で)iPad版のMS-Officeが公開されたばかり。なお、日本でもiPhone版MS-Officeは利用することが出来ます。
Googleドキュメントとスプレッドシートは、従来「Google Docs」「Google Spreadsheet」として呼ばれていたものですが、グーグルのクラウド型ストレージである「Googleドライブ」に統合されてから現行の名称に変更されました。Googleアカウントを保有するユーザーであれば、Googleドライブと併用する形で即座に利用出来る点が手軽なところで、GGSOKUの編集部でも頻繁に利用されているものです。
個人的な評価をすれば、オンラインにおける共同編集の安定度はマイクロソフトのOffice Web Appsよりも格段に上であり、安定性・柔軟性・反映のスピードのどれをとってもGoogleドキュメントに軍配が上がると感じています。
基本的にiPhoneから編集作業を行う方は少ないとは思いますが、このアプリではドキュメントの単独作成・編集はもちろんのこと、共同作業による編集・共有にも対応しています。インターネット環境がオフラインであっても利用できるのがポイントで、地下鉄などの一部圏外地域でもそのまま利用することが出来ます。
常に保存され、ジャーナルのような形で変更履歴を遡ることができる便利さもポイントの一つ。この機会にGoogleドキュメント・スプレッドシートを利用してみてはいかがでしょうか。
コメント
コメントを投稿した際には、コメント機能利用規約(ガイドライン)に同意したものとみなされます
主要ニュースサイトなどの「許可サイト」以外のURLを含む投稿はコメントが保留されます