NTTドコモは18日、LTE通信網を利用した次世代音声通話サービス「VoLTE(ヴォルテ)」を24日から開始すると発表した。2014年夏モデルの一部に対してソフトウェア・アップデートが配布され、アップデート済の端末同士でVoLTEを利用することが出来る。
VoLTEはLTEのIP通信網を利用して音声通話を行うサービス。従来の回線交換方式とは異なり、高音質かつ安定した通話を実現できるのが大きな特徴。さらにビデオコールをしながらLTE通信も同時に出来るなどといったメリットも存在する。
現時点での対応端末は以下の6機種
- GALAXY S5 SC-04F(24日対応予定)
- Xperia Z2 SO-03F(6月下旬)
- AQUOS ZETA SH-04F(6月下旬)
- ARROWS NX F-05F(7月下旬)
- AQUOS PAD SH-06F(7月下旬)
- Xperia Z2 Tablet SO-05F(9月下旬)
VoLTEを利用するには前述した通り、双方が対応端末であることが必須条件となる。普及し始めのサービスであるために、なかなか条件が合致するようなシーンは少ないと思われるが、非常に便利な音声通話サービスであるだけに普及が望まれる。
なお、弊サイトがNTTドコモの2014年夏モデル発表会でVoLTEの発着信速度を撮影したものが上の動画。従来の回線交換方式と異なり、発信から着信までのスピードが非常に速いことが分かる。
[NTTドコモ]
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