Android Policeは22日(米国時間)、米グーグルが開発中とみられる新型タブレット端末「Nexus 9(開発コード:Volantis)」の詳細なスペックを公開しました。この情報源に対して同サイトは非常に信頼しているようで、確定情報として扱っていることも特徴です。過去の実績や情報筋を見る限りでは、ほぼこのスペックで発表されるとみて良いかもしれません。
以下、公開されたスペックのリスト。
- 8.9インチディスプレイ(形式不明)
- 2048×1440ドット表示対応(281ppi)
- NVIDIA Tegra K1(64bit)
- 2GB RAM
- 16/32GB内蔵ストレージ
- 800万画素 光学手ブレ補正対応背面カメラ
- 300万画素前面カメラ
- アルミニウム製のスキマレス構造
- フロントステレオスピーカー
- 226.3(H)×151.9(W)×79(T)mm(inch to cm/mm)
- Wi-Fiモデル 418g / LTEモデル427g
忠実に再現された外観画像は上のもので、従来のラバーチックなNexusシリーズとは全く異なるデザインであることが分かります。そもそも背面には金属系(アルミニウム合金)の素材が用いられており、従来よりも質感が増すことが予想され、同時に本体重量も増加しています。
別の情報源から寄せ集めた価格は16GB版で399ドル(約4万円)、32GB版で499ドル(約5万円)となる見込みで、LTE版については600ドル~の価格になる見込み。
ちなみにこのNexus 8と呼ばれているHTC製のタブレットですが、これがNexusシリーズ最後のタブレットになるとされており、タブレット端末も「Silver Program」の流れに飲み込まれると伝えられています。既にスマートフォンカテゴリであるNexus 6は開発がキャンセルされたとされており、こちらもSilverの枠組みで各メーカーからリリースされる見込みです。
Tegraから始まったNexusタブレットが、また同じ組み合わせで終わるというのは何とも感慨深いものですが、個人的にはなかなか良い線を突いたタブレット端末であるように思えます。ライバルとなるであろうiPad miniに対してどこまで健闘するのでしょうか。
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