スタートは、来年の2月からだそうです。
海外メディアGSMArenaが21日(現地時間)に伝えるところによると、米アップルは2015年2月より、iOSアプリの開発者に対して、“アプリの64-bit対応化” を義務付ける方針を打ち出したことが明らかになった、とのことです。
今回、アップルは開発者に対して、「iOS 7」にてついに実装された64-bit OS環境下でも問題なくアプリが動作するよう、32-bit OS用コードに加えて、64-bit OS用のコードも併記することを義務化する方針を、正式に表明しました。ちなみに、施行開始は2015年2月1日より。
おそらく、アップルは将来的には32-bit環境を切り捨て、64-bit環境のみへと切り替えていく計画であると思われますが、少なくとも来年一杯までは、両環境が共存することになりそうです。
また、今回の件には直接関係ありませんが、今年の6月に発表されたばかりの新プログラミング言語「Swift」の推進と普及を図るためのwebサイトも、既にアップルによって開設されているとのこと。
先に「iOS 7」で果たされた64-bit OS化に始まり、「Swift」と「Metal」の導入。そこに加えて、今回決定された “アプリの64-bit OS対応義務化”。果たしてiPhone 5s世代以前のiOSデバイスに対する後方互換性は、いつまで保障されることになるのか。今後のアップルの動向に要注目です。
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