追記(23:10):価格の単位が「ユーロ」のところ、「ドル」と表記してしまっておりました。本文を訂正させて頂くとともに、誤った情報をお伝えしてしまったことをお詫び致します。
フランス製の「64-bit 低価格スマートフォン」の登場です。
22日(現地時間)、海外メディアPhone Arenaが伝えるところによると、フランスのスマートフォンメーカーArchosが、新たに64-bit対応スマートフォン「Archos 50 Diamond」を正式に発表した、とのことです。
このArchos 50 Diamondの最大の特徴は、最新の64-bitアーキテクチャを採用したSoCを搭載しているにもかかわらず、わずか「199.99ドル」(約2万7千円)というかなりの低価格での提供を実現している点にあります。以下、主なスペック。
OS | Android 4.4 KitKat |
ディスプレイ | 5.0インチ フルHD(1920×1080)ディスプレイ |
SoC | Qualcomm オクタコア Snapdragon 615 |
RAM | 2GB |
内蔵メモリ | 16GB |
メインカメラ | 1,600万画素(LEDフラッシュ搭載) |
フロントカメラ | 800万画素 |
バッテリー | 2,700mAh |
ネットワーク | LTE通信対応 |
外形寸法 | 146(W)×70.4(D)×8(H) mm |
本体重量 | 142g |
その他 |
デュアルSIM対応 microSDカードスロット |
3万円足らずで入手できる端末としては、かなり優秀なスペックと言えるのではないでしょうか。また、SoCが64-bitOSに対応していることを鑑みるに、発売後どこかのタイミングで「Android 5.0 Lollipop」へのアップデートが提供されるものと思われます。
そのほか、Phone Arenaが伝えるところによると、このArchos 50 Diamondは「2015年上旬」からの発売開始となるとのことで、実際の登場にはもうしばらくの時を必要とするようです。
ともあれ、中国製スマートフォンも真っ青な高コストパフォーマンスな端末が、まさかフランスから登場することになるとは予想外でした。新たな伏兵は、どこまで活躍の場を広げることができるのか。Archosの今後に要注目です。
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