「Project Ara」といい、その実に意欲的なアイデアに心が躍ります。
3日(現地時間)、海外メディアBGRが伝えるところによると、米グーグルが「モジュール式」の画期的なディスプレイ技術を目下開発中であることが、米ウォール・ストリート・ジャーナルによって報じられたとのことです。
さて、ところで皆様、「Google X」あるいは「Google X Labs」とも呼ばれる存在のことはご存知でしょうか。
「Google X」とは、米グーグル本社内の「機密施設」内に存在する研究所・研究チームのことであり、彼らによって実に多くの “未来的な先進技術” の開発が極秘裏に進められているそうです。今回その存在が明るみに出たこの奇抜なディスプレイ技術も、そんな彼らによって開発が主導されているものだそうです。あの「Google Glass」もその一つ。
閑話休題。ウォール・ストリート・ジャーナル曰く、この「モジュール式ディスプレイ」は、あたかも「レゴブロック」のように小さなディスプレイ同士をいくつも組み合わせることで、消費者のニーズに合わせて完全に自在にディスプレイサイズの変更を可能にし、かつ「シームレス」(継ぎ目なし)な映像表示の実現を目指しているとのこと。しかし、その実現には、「コスト」を含めまだまだ多くのハードルが残されており、実際に製品として登場するにはまだしばらくの時を要する模様です。
さておき、単純に考えれば、この技術を利用することで、テレビなどのディスプレイの大型化や大幅な解像度の向上などを実現させることもできそうに思えるのですが、どうでしょう。
[BGR]
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