やはり、私の目には「潜水艦の望遠鏡」のように映ります。
つい先ほど、台湾HTCの最新 “自撮り特化型” 端末「HTC Desire EYE」に関する情報をお伝えしたばかり(過去記事)ですが、それと時を同じくして新型アクションカメラこと「HTC Re」カメラも正式にお披露目されることとなりました。
デザイン・機能性
「L字形」のフォルムとメタリックなカラーリングが実にキャッチーな印象を与える「HTC Re」ですが、この形状は握り易さを追求したが故の形状であるとのこと。画像に写るReの正面部に小さな円形のボタンが確認できますが、それを短く押すと静止画撮影に、長押しすると動画撮影が始まります。
また、専用アプリ「RE app」を介して手元のスマートフォンと接続することで、遠隔撮影モードを楽しむことができることも明らかに。
そのほか、このReを介したリアルタイムなYoutube上でのストリーミング配信を可能にする機能を、アップデートによって近日中にも配信することがHTCによって正式に発表されました。
また、このReが興味深いのは、HTC製端末以外との接続にも対応する点です。既にHTCはReのアプリ開発に関するAPIやSDKの提供を準備しているとのこと。これらのツールを利用することで、開発者たちはReの性能を生かした様々なアプリを製作することが可能になります。さらには、これらのツールは「Android 4.3」以上のAndroid OSに対してのみならず「iOS 7.0」以上のiOS向けにもリリースされるというのですから、実に面白い限りです。
スペック・入手時期
さて、このReのハードウェア的な側面についても触れておきたいと思います。以下、判明したスペック。
- センサー:1 / 2.3インチ CMOSセンサー
- 画素数: 1,600万画素
- 記憶容量:128GBまでのmicroSDカード対応
- バッテリー:820mAh
- レンズ:146°広角レンズ
- その他撮影機能:フルHD撮影(30 fps)、4倍スローモーション撮影(720p)、タイムラプス撮影機能
そのほか、「IP57」相当の防塵防滴機能を備えている上、「Bluetooth 4.0 LE」、「Wi-Fi 802.11 a / b / g / n」接続にも対応。またHDマイクとスピーカーも搭載。ちなみに、バッテリーライフは、1,600万画素撮影時で「1200枚」ないし、「1時間40分」の連続動画撮影(フルHD撮影時)とのこと。
最後に、気になる価格と入手時期ですが、曰く「今月末」にも米国市場にて「199ドル」(約2万1000円)で販売が開始され、順次追って他の市場にも提供が開始されることになるそうです。
※追記(17:30):「専用マウント」を装着した「HTC Re」の画像をいくつか下記に追加しました。
「ヘッド」マウント装着時
「シンプル」マウント装着時
「吸盤」マウント装着時
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