果たして、Intel製SoCのパフォーマンスやいかに。
10日未明、中国Lenovoは「YOGA」シリーズに属する、Androidタブレットの新モデル群を正式に発表しました。今回、発表されたのは「YOGA Tablet 2」(8インチモデル / 10インチモデル)と「YOGA Tablet 2 Pro」の計3モデル。
今回、発表された3つのAndroidタブレットに共通する大きな特徴としては、新たな「変形モード」が追加されたことです。
これまでの「YOGA」タブレットシリーズは、上の画像にあるようなホールドモードに、立て掛けて使用するスタンドモード。そして斜めに寝かせるチルトモードの3つでした。今回それに加えて4つ目となる “壁などにぶら下げて使用する” ハングモードが追加されました。
「ハング」モードのイメージ図
そのほか、全モデル共通してIntel製のSoCを搭載している点にも要注目です。また、それ以外のスペックに関しては、ディスプレイのサイズが明確に異なる点を除けば、比較的同等のスペックに仕上げられています。以下、モデル別のスペックです。
YOGA Tablet 2
- ディスプレイ:8 / 10インチ WUXGA(1920×1200)ディスプレイ
- SoC:1,86GHz駆動 Intel Atom Z3745
- RAM:2GB
- 内蔵メモリ:16GB(64GBまでのmicroSDカード対応)
- メインカメラ:800万画素(AF搭載)
- フロントカメラ:160万画素
- バッテリー:18時間
- OS:Android 4.4 KitKat
- ネットワーク:4G(一部地域のみ)/ 3G (WCDMA, GSM/EDGE)
- Wi-Fi:デュアルバンドWi-Fi 802.11 b / g / n
- Bluetooth:Bluetooth 4.0
- 本体重量:419g(8インチモデル)/ 619g(10インチモデル)
YOGA Tablet 2 Pro
- ディスプレイ:13.3インチ QHD(2560×1440)ディスプレイ
- SoC:1,86GHz駆動 Intel Atom Z3745
- RAM:2GB
- 内蔵メモリ:32GB(64GBまでのmicroSDカード対応)
- メインカメラ:800万画素(AF搭載)
- フロントカメラ:160万画素
- バッテリー:15時間
- OS:Android 4.4 KitKat
- ネットワーク:4G(一部地域のみ)/ 3G (WCDMA, GSM/EDGE)
- Wi-Fi:デュアルバンドWi-Fi 802.11 b / g / n
- Bluetooth:Bluetooth 4.0
- 本体重量:950g
「YOGA Tablet 2」と比べると、ディスプレイのサイズが大型化し、解像度も向上。内蔵メモリの量が倍増し、一方でバッテリーライフは短縮。そしてサイズの大型化に伴って、本体重量が増加しています。
また、このYOGA Tablet 2 Proの最大の特徴は、「ピコプロジェクター」を搭載している点にあります。解像度は「854×480」とあまり高解像度ではありませんが、デバイス上で起動しているアプリや映像などを、壁やスクリーンに投影することを可能にしています。
YOGA Tablet 2 Proに搭載されているピコプロジェクタ
入手時期と価格
海外メディアAndroid Authorityが伝えるところによると、「YOGA Tablet 2」タブレットは10月9日より、レノボのオンラインショップにてそれぞれ「249.99ドル」(約2万6000円)と「299.99ドル」(約3万2000円)で発売開始されるとのことです。また、「YOGA Tablet 2 Pro」の発売時期に関しては10月上旬とぼかされており、また価格は「499.99ドル」(約5万3000円)に設定される見込みです。
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