やはり、未だ一部の市場では根強い需要が存在する模様です。
今やクラムシェル(二つ折り)タイプの携帯端末というのは過去のものという認識が強くなり、スマートフォンが主流となるに至りました。しかし、そのスマートフォン界を牽引する存在の一角である韓国サムスンが、新たにクラムシェルタイプのAndroidスマートフォンを市場に投入する計画であることが明らかになりました。
18日(現地時間)、海外メディアGadgetzArenaが伝えるところによると、「Galaxy Golden 2」(SW-2015)という名称の二つ折り式のAndroidスマートフォンが、中国TENAAの認証を正式に通過した、とのことです。
このGalaxy Golden 2の最大の特徴は、通常の液晶に加えて “本体上面” にもディスプレイが搭載されている、いわば「デュアルディスプレイ構造」とも言うべき構造を採用している点に尽きるでしょう。これにより、ユーザーは二つ折りにした状態でも、端末を操作することが可能になります。
また、これまでの例に漏れず、この端末のスペック情報についても登録されていました。以下、今回判明したGalaxy Golden 2(SW-2015)のスペック。
OS | Android 4.4.4 KitKat |
ディスプレイ | 3.9インチ WXGA(1280×768)AMOLEDディスプレイ × 2 |
SoC | Qualcomm 2.5GHz駆動 Snapdragon 801 |
RAM | 2GB |
内蔵メモリ | 16GB(64GBまでのmicroSDカード対応) |
メインカメラ | 1,600万画素 |
フロントカメラ | 370万画素 |
2014年も後半に登場する端末なだけあって、なかなかのハイスペックな端末に仕上げられているようです。
また、この端末の具体的な登場時期や価格についての情報が得られませんでしたが、少なくとも中国市場に対しては、近日中にも投入が開始されるものと思われます。
さておき、クラムシェルタイプの端末に対する需要の根強さには、驚かされます。個人的には、いっそ「3つ折り式」とか「5つ折り式」みたいな変態端末が登場してくれば、俄然興奮するのですが、どうでしょう。
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