これは、工事現場などでも大いに活躍してくれそうです。
今も昔も変わらず、常に一定層からの強い需要が存在し続ける「タフネススマートフォン」。今回、英国のスマートフォンメーカーであるThe ToughPhoneから、新たなタフネスフォン「GMC Defender 3G」の出荷が開始されました。
この「GMC Defender 3G」は、その外見に違わず過酷な環境下での運用にも耐え得る、高い耐久性を獲得したAndroidスマートフォンになります。
その高い耐久性はもとより、興味深い機能として「PTT」(プッシュ・トゥ・トーク)や「Walkie Talkie」(日本で言うところのトランシーバー)機能を保有している点が挙げられます。工事現場などでは実に歓迎されそうな機能のように思われます。
また、日本の旭硝子製の強化ガラス(おそらく「Dragontrail」)を搭載しているほか、「水深2mに60分間」耐えうる「IP68」相当の防塵防水性能を実装。さらには米軍仕様「MIL-STD-810G」に準拠する高い「耐傷」/「耐衝」性能をも実現しているとのこと。以下、GMC Defender 3Gの主なスペック。
OS | Android 4.2 Jelly Bean |
ディスプレイ | 4.0インチ FWVGA(854×480)IPSディスプレイ |
SoC | MediaTek 1.2GHz駆動 クアッドコア MT6589 |
RAM | 1GB |
内蔵メモリ | 4GB |
メインカメラ | 800万画素(LEDフラッシュ搭載) |
フロントカメラ | 30万画素 |
バッテリー | 2,600mAh |
センサー類 | 重力センサー 環境光センサー 距離計 コンパス 気圧計 |
その他 | デュアルSIM対応 NFC搭載 microSDカードスロット(最大64GBまで) |
外形寸法 | 131(W)×70.8(D)×22(H) mm |
本体重量 | 235g |
スペックシートを見る限りでは、純粋なスマートフォンとしてはかなり控えめパフォーマンスになりそうです。ちなみに、気になるお値段と入手経路ですが、既に英国のオンラインストアHandtecにて「371.99ユーロ(税込)」(約5万1千円)での発売が開始されています。
さておき、この手のタフネス端末のスペックが低く抑えられがちなのは、やはりその他の部分に掛かる高いコストとのバランスを取るためなのでしょうか。仮にいずれ「超ハイエンドタフネスフォン」なるデバイスが登場したならば、必要性を度外視してまず間違いなく衝動買いしてしまいそうです。
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