ついに、厚み5mmの壁を突破する猛者が登場しました。
いかに端末の薄型化を図るかに腐心するライバル達を嘲笑うかのように、今回中国Oppoより颯爽と世に送り出された「Oppo R5」。その前人未到の4.85mmという圧倒的なスリムボディの中に、確かなスペックを詰め込むことに成功しています。
今回Oppo R5が叩きだした記録は、先日Gionee Elife S 5.1による5.1mmという記録を0.3mm近くも上回るもの。しかも、ただ薄さを追求しただけの “薄っぺらい” 端末ではなく、基本的な性能も中々に優秀なものとなっているのが特徴的です。以下、Oppo R5の主なスペック。
OS | ColorOS 2.0 (Android 4.4 KitKatベース) |
ディスプレイ | 5.2インチ フルHD(1920×1080)AMOLEDディスプレイ (423ppi) |
SoC | Qualcomm 1.5GHz駆動 64-bit Snapdragon 615 |
GPU | Adreno 405 |
RAM | 2GB |
内蔵メモリ | 16GB |
メインカメラ | 1,300万画素(Sony IMX214) |
フロントカメラ | 500万画素 |
バッテリー | 2,000mAh |
外形寸法 | 148.9(W)×74.5(D)×4.85(H) mm |
本体重量 | 155g |
f /2.0の比較的明るいレンズを搭載するカメラモジュールは、ソニー製のセンサーを採用。そのほか、撮影に関するソフトウェアに関しても興味深い機能をいくつも実装。その中でもウルトラHD機能を利用することで、ユーザーは幾つもの画像を合成した5,000万画素相当の高画素写真を撮影することが可能になります。
さて、薄型端末の永遠の課題とも言えるバッテリーライフに関してですが、このOppo R5のバッテリー容量は2,000mAhに。5.2インチ端末としては貧相と言える容量ですが、4.85mmというずば抜けた薄さを鑑みれば、まずまず及第点と言えるのではないでしょうか。
またその弱点を補うかのように、R5のバッテリーはVOOC急速充電技術に対応しており、30分で75%まで充電することが可能とのこと。
そして、気になる価格と登場時期に関してですが、残念ながら今回の発表ではどちらにも言及されず。海外メディアPhone Arenaは499ドル(約5万4千円)となる ”可能性” を指摘していますが、現時点ではあくまで憶測に過ぎません。
さておき、ついに5mmの壁を突破したOppo R5ですが、パフォーマンスとバッテリーライフのバランスは決して悪くなさそうな印象を受けます。省電力性の高いAMOLEDとCortex-A53ベースのSoCを搭載していることが、果たしてどれほどの功を奏すのか。詳細なレビューの登場を期待して待ちたいと思います。
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