是非、Photoshop以外のソフトウェアもwebアプリ化して頂きたいところです。
今年の9月に初めて計画が発表されて以来、着々と準備が進められてきた ”Chrome OS向け” の「Photoshop」。今回、ついにそのwebアプリ版Photoshopのクローズドテストが開始されたことが明らかになりました。
今回、米グーグルと米Adobeの緊密なパートナーシップの下に生み落とされたwebアプリ版「Photoshop」が、1,689名のChrome OSユーザーに対して提供されクローズドテストが開始されたことを、海外メディアVentureBeatは伝えています。
また、「より多くのユーザーに対してこのwebアプリを提供できるよう目下準備を進めている」とは、Adobeの弁。
ちなみにこの新Photoshop、その正式名称は「Photoshop Streaming」に。グーグルの説明によると、サーバー上で起動させたPhotoshopにてユーザーから受け取ったデータを処理し、その結果をユーザー側のブラウザに配信・反映させる仕組みを取っているとのこと。
これにより、MacOSを含む ”Google Chromeブラウザを起動できるあらゆるデバイス” 上でのPhotoshop Streamingの利用が可能となります。そのほか、全てのデータはGoogle Drive上のオンラインストレージに保存されることも明らかに。
また、VentureBeat曰く、このPhotoshop Streamingは「3D」関連の機能こそ未実装なものの、通常の使用において必要となる機能はほとんど備えているとのことです。
しかし残念ながら、このwebアプリの完成版が広く提供されることになる具体的な日程に関して、今回は明らかにされず。
今回こうしてスタンドアロン型のソフトウェアがwebアプリ化を果たしたことは、実に興味深い事実のように思われます。今後Adobeの製品に限らず、多くのソフトウェアがwebアプリとして提供されるようになれば、Chromebookを取り巻く環境も今とは随分と様変わりすることになりそうですが、どうでしょう。
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