これは新しいコンセプトの雛型としては、実に面白い製品と言えそうです。
米Amazonの誇る人気電子書籍リーダーこと「Kindle」シリーズ。そのKindleに搭載されていることでも良く知られる「電子ペーパー」ですが、今回ディスプレイ部のみならず「ベルト部」にまで電子ペーパーを搭載した腕時計の出資キャンペーンが開催されていたことが、明らかになりました。
そのユニークなアイデアを形にしたデバイスの名は、「FES Watch」。日本のスタートアップ企業であるFashion Entertainments(FES)によって、日本発のクラウドファンディングサイトMakuake上において、量産へ向けた出資キャンペーンが目下開催中となっています。
FES Watchは、バックル(中留め)部を除く全ての部位に電子ペーパーを搭載。それにより、腕時計のリューズ部を操作することで端末本体のデザインを瞬時に変貌させることが可能な点を、その最大の特徴としています。下のGIF画像は、その様子を表したもの。
またこのFES Watch、内蔵されたセンサーの働きにより、装着者の動きを感知して自動的に電源のOn/OFFを切り替えてくれるそうです。つまり、装着者が腕時計を見る仕草をした場合には自動的に電源がONとなり、そうでない場合には電源を落としておくことでバッテリーライフの向上を図ります。
ちなみにFES曰く、バッテリーライフは最大で「60日間以上」とのことですが、更なる長命化へ向けて現在も試行錯誤しているとのことです。
総計「24通り」のデザインパターンを実装
さて、気になるお値段と入手時期に関してですが、現在「1万9,800円」を出資した方に対して「2015年5月」以降の出荷が予告されています。
この記事を執筆している時点で残り開催期間「97日」、残り販売個数「777個」となっていますので焦る必要はまだありませんが、気になる方は早めにチェックしておかれる方がいいかもしれません。
[Makuake via Pocket-lint ]
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