意図せぬタイミングで意図せず情報を全世界へと公開してしまう類のミスの話は、ネット社会の負の側面としてしばしば語られるところでしょう。
さて昨日、「Desire 620」の実機レビュー記事を誤ってフライング掲載してしまったことで、ブルガリアのメディアNixanbal.comがその不名誉な失敗者リストに新たに名を連ねることとなりましたが、早くも件の新端末が正式に発表されることとなりました。
誤って公開された記事に掲載されていた画像の内の一枚
海外メディアePriceが伝えるところによると、28日(現地時間)、台湾HTCが新型ミッドレンジ級端末「Desire 620 dual sim」と「Desire 620G dual sim」を正式に発表した、とのことです。
このDesire 620とDesire 620G、先日 ”台湾版FCC” とでも呼ぶべきNCC上に発見されたデータから、その存在と近日中の正式発表が確実視されていました。以下、両モデルの主なスペック。
Desire 620 dual sim
OS | Android 4.4 KitKat |
ディスプレイ | 5.0インチ HD(1280×720)ディスプレイ |
SoC | Qualcomm 1.2GHz駆動 64-bit Snapdragon 410 |
RAM | 1GB |
内蔵メモリ | 8GB |
メインカメラ | 800万画素 |
フロントカメラ | 500万画素 |
バッテリー | 2,100mAh |
ネットワーク | 4G LTE通信 + 2G通信 |
その他 | microSDカード(最大32GBまで) |
外形寸法 | 150.1(W)×72.7(D)×9.6(H) mm |
本体重量 | 160g |
「Desire 620G 」は、SoCに「MediaTek 1.7GHz駆動 オクタコア MT6592」を搭載し、microSDカードの最大対応容量が「32GB」までに制限。また、対応する通信規格も「3G通信+2G通信」に押さえられている点を除けば、基本スペックはDesire 620と全く同一となっています。
また、両モデル共に端末前面部に搭載された、2つの大きなステレオスピーカーが、実に印象的に映ります。ちなみに、その名が示す通り両モデルともに「デュアルSIM」機能を実装。
この新型端末の価格と発売開始の時期についてですが、Desire 620は「12月1日」より「6,990台湾ドル」(約2万7千円)で、Desire 620Gは「12月中旬」から「4,990台湾ドル」(約1万9千円)にて発売されることになるそうです。
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