スマートフォンのカメラ性能の向上が止まりません。
つい先ほど、スマートフォン向けとしては世界初となる「像面位相差AF」を搭載したCMOSセンサー「IMX230」が、ソニーによって正式に発表されたばかりですが、ライバルである米OmniVisionからも新センサーの登場です。
さて今回、OmniVisionによって「OV23850」と「OV21840」なる2つの新型スマホ向けカメラセンサーが発表されました。両モデルの解像度はそれぞれ「2,380万画素」と「2,140万画素」とのことで、現時点における最高峰の解像度を誇ります。
また、両モデルともにOmniVision独自の積層型センサー技術「PureCel-S」を採用しており、高いパフォーマンスと小型化を両立させることに成功しているとのこと。ちなみにセンサーサイズは、「1/2.3インチ」に。
そのほか、両モデルともに「位相差AF」を実装しているほか、30fpsでの4K動画撮影やHDR撮影機能にも対応。ただし先述のソニー製「IMX230」とは異なり、HDR処理が有効となるのは、4K解像度を含む動画撮影時のみとなり、静止画撮影時には無効化されることも明らかに。
この両センサーは「2015年第1四半期」にも大量生産が開始されるとのことですので、そう遠からぬ内にもこのセンサーを搭載した端末にお目に掛かることでしょう。ソニーやサムスンとのシェア争いが、ますます熾烈さを極めることになりそうです。
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