夏休みの自由研究工作などにも良さそうです。
「自作PC」という言葉が、デスクトップPCのみを対象とする言葉だと思ってらっしゃる方は、おそらく少なくはないことでしょう。さて今回、Indiegogo上でキャンペーンを順調に成功させつつある「Pi-Top」は、世界初となる ”3Dプリンターによって成型された組み立て式ノートPCキット” となります。
この「Pi-Top」は、その構成するパーツの多くが3Dプリンターによって成型されており、ユーザーは「組み立てキット」に含まれる各種パーツ類をプラモデルのように組み立てることで、このノートPCを自作することが可能になります。
今回Indiegogo上でキャンペーンを開始させたライアン・ダンウッディ氏とジェス・ロザンナ氏は、英オックスフォード大学の理工科出身の英才。両氏曰く、このPi-Topは「人々に3Dプリンターによる電気回路やハードウェアの製造方法をレクチャーすること」を最大の目的としており、また電子工学や3Dプリンターの扱いに関するオンラインレッスンなども用意されるとのこと。
「Pi-Top組み立てキット」の内容
また、組み立てキットには3Dプリントデータも同梱されているため、自分自身でPi-Topの本体ボディ部をプリントアウトすることも。
さて、Pi-Topはその名が示す通りに「Raspberry Pi」をその頭脳に搭載しており、今なら「180英ポンド」(約3万2千円)の出資にてこの自作キットを入手する権利を獲得することが可能となっています。
実際の性能や機能性はさておいて、3万円程度でノートPCを自作するという貴重な経験と、3Dプリンターに関する様々なノウハウを勉強できるならば、ある種の「教材」として購入する価値は十分にあると言えそうです。
[Pocket-lint / Indeigogo]
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