まさに「全部入り」を体現する、モンスターの登場です。
11日(現地時間)、海外メディアPhone Arenaが伝えるところによると、開発元である米Saygusによって ”スーパースマートフォン” と称される、超ハイスペック端末「V-Squared」が正式に発表されたとのことです。
今回発表された「V-Squared」(正式な表記は「V²」)の最大の特徴としては、”デュアルブート” に対応しているという点が挙げられます。残念ながら今回は、その魅力的な機能に関してはほとんど言及されることはなく、歯痒い事にその詳細に関しては続報を待つ必要があります。
また、Sayguys曰くこのV²は完全防水となっているとのことですが、具体的なIP等級に関しては明らかにされず。
さてそんなV²ですが、そのほかのスペックに関しても実に興味深いものに仕上げられています。以下、伝えられたところの主なスペック。
OS | Android 4.4 KitKat |
ディスプレイ | 5.0インチ フルHD(1920×1080)ディスプレイ |
SoC | Qualcomm 2.5Ghz駆動 クアッドコア Snapdragon |
RAM | 3GB |
内蔵メモリ | 64GB |
メインカメラ | 2,100万画素 |
フロントカメラ | 1,300万画素 |
バッテリー | 3,100mAh |
ワイヤレス | WirelessHD対応 |
その他 | 指紋認証センサー搭載(右側面部) microSDカードスロット×2 (最大128GB×2) 赤外線通信対応 |
まず、搭載されるSoCに関しては、おそらく「Snapdragon 801」だと思われます。そして、microSDカードスロットを2基搭載している点も、実に特徴的です。これにより、内蔵メモリと合わせて最大「320GB」もの大容量メモリをポケットに入れて持ち歩くことが可能に。
また、本体側面部には「指紋認証センサー」が搭載されているほか、老舗オーディオメーカーHarman/Kardon監修の「3Dムービーオーディオ」対応のスピーカーが搭載されています。さらには、前後に搭載された高画素カメラモジュールには、「光学式手ぶれ補正」(OIS)を実装。
搭載されている機能やスペックの一覧
さて、ここで注目したいのは、「ワイヤレスチャージング」機能にも対応する3,100mAhのバッテリー。
Sayguys曰く、”通常の「4,500mAh」バッテリー相当” の性能を誇るとのことですが、それがどういう意味なのかは、正直私には判断しかねます。
この「V²」、何と既にCES 2015の「イノベーション賞」を受賞してしまっています。その事実を鑑みるに、少なくともCES 2015の会場にて、より多くの詳細な情報が明らかにされることとなるでしょう。
Windows PhoneやFirefox OSとの ”デュアルブート” 端末などという変態端末として登場してくれることになれば実に実に面白いのですが、果たして。
コメント
コメントを投稿した際には、コメント機能利用規約(ガイドライン)に同意したものとみなされます
主要ニュースサイトなどの「許可サイト」以外のURLを含む投稿はコメントが保留されます