Xperiaシリーズがまた一歩、”オープン” なデバイスへと歩を進めました。
ソニーによって「開発者たちに対しては、これまで以上に積極的なソースコードやバイナリの提供を行っていく」という旨の発言が公式になされたのは、先月初頭のことでした(過去記事)。
今回、早くもその発言を裏付けるように、一部のXperia Zシリーズ機に対して、「Android 5.0 Lollipop」のAOSPソースコードとバイナリが公式に提供が開始されたことが明らかなりました。
13日(現地時間)、ソニーが正式に明らかにしたところによると、今回ソニーによって提供されたソースコードとバイナリ等は、主にカスタムROMの開発者たちへと宛てられたものであり、カスタムROMを開発する為に必要なものは全て含まれている、とのこと。
しかし一方で、カメラが起動しなかったり通信モデムが無効化されていたりと、幾つかの要素において ”決定的な制限” が掛けられていることも明らかに。その為、日常での使用に耐え得るものではない模様です。
さて、今回提供されたソースコードとバイナリが対象にしている機種は、以下の通りになります。
- Xperia Z3
- Xperia Z3 Compact
- Xperia Z2
- Xperia Z1
- Xperia Z1 Compact
また公開されたデータは、記事末尾のリンク先からダウンロードすることが可能とのことですので、興味のある方はそちらもご参照下さい。
[Sony via Phone Arena / Sony[ダウンロード] / GitHub[ダウンロード]]
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