矢継ぎ早の「世界最薄」の更新です。
つい先日、中国Oppoからリリースされた「Oppo R5」が「4.85mm」という驚異的なスリムボディを実現し、一躍「世界最薄」の座に輝いたことはまだ記憶に新しいところでしょう(過去記事)。しかし早くもその王位が、同じく中国のメーカーであるVivoによって、近日中にも簒奪されることになりそうです。
海外メディアPhone Arenaが4日(現地時間)に伝えるところによると、「Vivo X5 Max」なる未発表の端末が中国TENAAの認証を正式に通過していたことが判明した、とのこと。
このVivo X5 Max、その端末の厚みは驚天動地の「4.75mm」。僅かながらとはいえ、確実にOppo R5の記録を上回ることに成功しています。さて以下、TENNAに登録されていたX5 Maxの主なスペック。
OS | Android 4.4.4 KitKat |
ディスプレイ | 5.5インチ フルHD(1920×1080)ディスプレイ |
SoC | 1.7GHz駆動 オクタコアSoC (おそらくMediaTek製) |
RAM | 2GB |
メインカメラ | 1,300万画素 |
フロントカメラ | 500万画素 |
ネットワーク | LTE通信対応 |
外形寸法 | 153.9(W)×78(D)×4.75(H) mm |
本体重量 | 146g |
残念ながら、今回はこの端末に搭載されるバッテリーの容量に関する情報は入手できませんでしたが、おそらくOppo R5と同等の「2,000mAh」前後のものが搭載されるものと推察されます。
そのほか、具体的な登場時期や価格、提供される市場に関しても現時点では判然とせず、Vivoによる正式発表を待つほかありません。とはいえ、こうしてTENAAの認証を通過したことを鑑みるに、おそらく近日中にも何らかのアナウンスがあるものと期待できそうです。
さておき、先日Vivoから厚さ「3.8mm」のデバイスが登場することになるとの情報がリークされましたが(過去記事)、どうやらそれは流石に誤報だった模様。それにしても、中国メーカーの「薄さ」に対する執着心には、思わず頭が下がる思いです。
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