相当に低コストな端末として、登場することになりそうです。
その圧倒的なコストパフォーマンスの高さを背景に、中国市場の覇者にまで登り詰めたXiaomiですが、今回新たな「低価格64-bitタブレット」の投入を準備していることが、明らかになりました。
上の画像は、GFXBenchのデータベース上に登録されていた、Xiaomi製の「未発表タブレット端末」のものとなります。
9.2インチという珍しいサイズのディスプレイの画面解像度は、「1280×720」とやや控え目に。またSoCに関しても、64-bit対応の最新アーキテクチャとはいえ、ミッドレンジからローエンド級の「Snapdragon 410」とやはり慎ましやかな性能のチップが搭載されています。RAMや内蔵メモリに関しても、同様です。
XiaomiのCEO レイ・ジュン氏
さて、興味深いのは、今回発見されたデータ内に「メインカメラ」と「フロントカメラ」に関する記述が存在しないという点です。
ただ単に、今回登録されたスペックシートが「不完全」なものに過ぎない為なのか、それともそもそも本当に「非搭載」なのか。仮に後者だとするならば、限界まで「低コスト」を追求したコンセプトのデバイスとして登場することになりそうで、実に面白い試みのように思われます。
Xiaomiの人気端末「MiPad」
現時点ではこの端末が本当に「カメラ非搭載」のタブレットとして登場するのかどうかや、その具体的な価格や登場時期に関しても、全く判然とせず。
ともあれ、仮に実際にカメラ非搭載となるならば、低価格タブレットにおける新たな「トレンド」となるかもしれません。コストパフォーマンスのXiaomiの ”新たな挑戦” に期待しつつ、続報を待ちたいと思います。
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