また一つ、ロシア国内から巨大企業が一時的な撤退の意志を表明しました。
米国を代表する大企業たちに名を連ねるグーグル、マイクロソフト、Adobeがロシア国内からの撤退の準備を進めていることをお伝えしたのも、つい数日前のことのように思います(過去記事)。しかし今回、米アップルも、ロシア国内にて展開していた公式オンラインストアを ”一時的に” 閉鎖することを正式に発表しました。
アップルが公式に発して声明によると、今回の決定は、ウクライナ情勢に起因する、ロシア国内で発生した「ルーブル暴落」に端を発しているとのこと。また、価格の見直しと改定を行った上で、再びロシア国内でのオンライン販売を再開する計画であることも明らかに。
なお、海外メディアNeowinが伝えるところによると、既に先月11月にもアップルは、オンラインストア上の同社製品の販売価格を「最大20%」引き上げていた模様。
原油(Brent crude)とルーブルの価格変動図
さておき、ルーブルのみならず原油価格までもが急激な下落を見せており、不穏な空気と不快な動揺が、ロシア国内のみにとどまらず世界的な広がりを見せることとなりそうで、何とも憂鬱な限りです。
[Neowin]
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