たしかに、「良くないね!」ボタンはあまりに直接的すぎるのかもしれません。
しばしばFacebookユーザーの間では、あまりポジティブではない投稿に対して用いる為の「dislike(良くないね)」ボタンの実装を望む声が聞かれますが、今回FacebookのCEOであるマーク・ザッカーバーグ氏からその要望に対する公式な回答を得ることが出来ました。
ザッカーバーグ氏が公開Q&Aイベントにて明らかにしたところによると、Facebookとしては「dislike(良くないね)」ボタンに対する要望が大きいことを十分に把握してはいるものの、その実装はコミュニティ全体に対してあまり ”健全な” 働きをするとは思えない為、現時点では実装する計画はない、とのこと。
しかし、その代わりに「like(いいね)」以外の感情、例えば悲しい、痛ましい、嬉しい、驚いたなどの、多彩な感情を表現することのできるボタンや方策の導入を検討していることも明言されました。
こうして改めて指摘されてみると、”likeの反対だからdislike!” のような短絡的なノリでFacebook上にdislikeの概念を導入してしまうのは、「dislike」という言葉の持つ否定的な攻撃性を鑑みるに、確かにあまり宜しくないのかもしれませんね。
[Neowin]
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