やはり、搭載されるSoCは「Snapdragon 805」となる模様です。
先日、台湾HTCの次期フラッグシップモデルとしての登場が期待される「HTC One M9」のスペックに関する情報をお伝えしました(過去記事)。さて今回、M9とそのバリエーションモデル「M9 Prime」に関する情報が、中国経由で新たにリークされました。
「HTC One M9」のコンセプト画像
海外メディアPhone Arenaが30日(現地時間)に伝えるところによると、HTC One M9では「HTC One M8」からいくつかの大きな変更がもたらされることになるとのことです。以下、今回伝えられたM9の主なスペックです。
ディスプレイ | 5.5インチ WQHD(2560×1440)ディスプレイ |
SoC | Qualcomm クアッドコア Snapdrgaon 805 |
RAM | 3GB |
メインカメラ | 1,600万画素(OIS搭載) |
バッテリー | 3,500mAh |
その他 | ”Bose製” フロントステレオスピーカー搭載 |
以前の情報では、搭載するディスプレイは「5.2インチ」とのことでしたが、今回の情報では「5.5インチ」へと、やや大型化。そしてメインカメラには、光学式手ぶれ補正(OIS)搭載の「1,600万画素センサー」を採用。どうやら、HTCはM9への「Ultra Pixel」センサーの実装を見送ることを決断した模様。また端末本体には、アルミニウムと炭化ケイ素の合成素材が使用されるそうです。
そして最大の変更点として、フロントスピーカーには ”米Bose製” のものを新たに採用することになる、とのこと。仮に事実ならば、米アップルによる米Beats Audioの買収の余波が、HTCにこの変更を余儀なくさせたと見るべきでしょう。
かつて@evleaks氏によってリークされた「HTC One M8 Prime」のものとされる画像
また、今回M9のバリエーションモデルとして「M9 Prime」なる端末が登場する可能性が指摘されました。かつて存在が噂された「M8 Prime」は、「HTC One Max」の後継ファブレット端末として登場することが期待されていました。Phone Arena曰く、この事を鑑みるに、このM9 Primeもファブレット端末として登場する可能性が高いとのこと。
ともあれ、このM9(とM9 Primeも?)は「2015年3月初旬」にバルセロナにて開催されるMWC 2015にて正式に発表される見込みです。まだまだこれから情報が錯綜すると思われますので、「眉唾」の精神を忘れず情報を見極めたいと思います。
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