まだ幼い子供だった頃、日がな一日かぶりつくようにして小さなモノクロの画面に熱中していたのも、今となっては遠い日の良き思い出です。
さて、今回海外メディアPhone Arenaが伝えるところによると、数々の名作ゲームコンソールを世に送り出してきた任天堂が、米国特許庁に対して「ゲームボーイ」の公式エミュレーターに関する特許を申請していたことが明らかになった、とのことです。
「ゲームボーイアドバンスSP」
今回、米国の特許庁に登録申請されているのが発見された任天堂の新特許は、例えば飛行機や電車の座席に設置されたディスプレイや、デスクトップPC。スマートフォン・タブレットなどのモバイルデバイス上で動作する「ゲームボーイ」のエミュレーターに関するものでした。
また、既に任天堂はWiiやWii U、3DS上においてスーパーファミコンやファミコン、ゲームボーイのソフトのバーチャルコンソール配信を行っているという事実があります。
Phone Arena曰く、それらの技術をスマートフォンやタブレット向けに拡張することは容易なことであり、今回の情報と相まって、いずれモバイルデバイス向けに任天堂公式のゲームボーイエミュレーターが提供される可能性に期待が持てそう、とのこと。
しかし現時点では、実際にこのエミュレーターが製品化されるかすら判然とせず、ましてやモバイルデバイス向けに提供されるかに関しては全く図り知れません。
さておき、仮に任天堂が「任天堂にとっての鬼門」とすら称された「スマートフォン・タブレット」のモバイルデバイスの分野に参入してくるとするならば、何かしらきちんとした収益を上げることのできるビジネスモデルをもって、殴り込みを掛けてくることになるものと推察されます。
果たして、任天堂はいかなる決断を下すのか。今後の任天堂の動向に要注目です。
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