マイクロソフトの目指すところを思えば、ある意味当然の対応と言えるでしょう。
あらゆるデバイス上での動作を実現する。米マイクロソフトCEOサティヤ・ナデラ氏によってそう声高に明言されつつ、その存在が明らかにされることとなったWindows 10。どうやら件の最新OSは、米Intelや米AMD製のチップのみならず、「ARMアーキテクチャ」上での動作にも対応を果たすことになる模様です。
海外メディアWindows Centralが3日(現地時間)に伝えるところによると、海外メディアZDNetに所属する信頼のおける情報筋として知られるメアリー・ジョー・フォーリー氏によって、Winodws 10がARMアーキテクチャを採用したシステム上での動作に対応を果たす可能性が高いことが新たに明らかにされたとのこと。
「モバイル向けのWindows 10は、現時点ではマイクロソフト社内のごく一部のメンバーの間でのみテスト運用されるにとどめられている」とは氏の弁ですが、もし仮に事実ならば、おそらく来年1月に開催されるWindows 10に関するカンファレンスにてある程度の情報が開示されることになるものと思われます。
ARMアーキテクチャ向けOS「Windows RT」を搭載する「Surface 2」
デスクトップ向けWindows OS、Windows RT、Windows Phone OSの全ての統合が果たされることとなるWindows 10なだけに、果たして最終的にどのような ”ユニバーサル” なUIや機能性が実装されることになるのか、今から実に楽しみです。
来年1月のカンファレンスでの何らかのサプライズに期待を寄せつつ、続報を待ちたいと思います。
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