米マイクロソフトは23日(日本時間)、同社が運営するブログサイト「Internet Explorer Blog」の中で、Windows 10の一部のバージョンにおいては、次世代ブラウザ「Spartan」ではなく現行のInternet Explorer(以降IE)がバンドルされることになると述べています。
マイクロソフトでIEプログラムマネージャーを務めるJason Weber氏によると、同社は、現在でもカスタムActiveXやBrowser Helper Objectsといった “旧世代” のテクノロジーを使っているウェブサイトが残っていることを認識しており、そうしたユーザー向けにWindows 10上で動作するIEを提供することを考えているとのこと。
この “特製IE” が製品版のWindows 10においてどのように提供されるかは判らない(例えば一般ユーザー向けにバンドルされる可能性など)とのことですが、THE VERGEでは、発表会場で “Windows 10 Enterprise Technical Preview with Internet Explorer” と表示されたスクリーンが見られたことから、ごく一部の企業向けバージョンに限定されるのではないか、としています。
A version of Windows 10 WITH Internet Explorer explicitly. iiiiinteresting. pic.twitter.com/Q3FWt2YuB2
— Tom Warren (@tomwarren) 2015, 1月 21
1995年の登場から実に20年目を迎えたIEですが、果たして来るべき新時代にも生き残ることが出来るのでしょうか。続報を待ちたいところです。
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