先ほど、米Intelによって正式に発表された ”ボタンサイズ” のウェアラブルデバイス向けモジュールついてお伝えしましたが、今回台湾MediaTekからも、新たにウェアラブルデバイス向けのSoCとなる「MT2601」が正式に発表されました。

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このMT2601は、1.2GHz駆動のデュアルコア「Cortex-A7」をCPUに、「Mali-400MP」をGPUに統合したSoCとなり、Android Wearプラットフォームを採用したデバイス向けに最適化されています。また、各種センサー類や無線モデムとの接続にも対応するほか、「qHD(960×540)」解像度のディスプレイもサポート。

さて、このMT2601、既に世に出回る「LG G Watch R」や「ASUS ZenWatch」などのAndroid Wearデバイスに搭載される米Qualcomm製Snapdragon 400よりも、絶対性能としては低くなります。しかしながら、その分消費電力には優れており、フィットネスバンドなどのあまりマシンパワーを必要としないウェアラブルデバイスにとってはよりベターな選択肢となり得そうです。

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MediaTek製無線モデム「MT6630」

なお、使用されている部品の数は、他社製の競合チップと比較して41.5%も少なく、これによりチップサイズの小型化と生産コストの引き下げに成功したことがMediaTekにより明かされました。ちなみにチップのサイズは「480mm²」とのこと。

そのほか、更なるウェアラブルデバイス向けSoCの開発が引き続き行われる計画であることや、既にこのMT2601は大量生産の段階に入っていることも発表されました。どうやら2015年以降のMediaTekの製品ラインナップはますますの充実を見せることとなりそうです。

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