米マイクロソフトは21日(現地時間)、ワシントンにある本社にて開催したWindows 10関連の発表イベントにおいて、Internet Explorerシリーズに代わる新たなWebブラウザ「Project Spartan」を正式に発表しました。
Spartanの大きな特徴として、IEとは異なる新型のレンダリングエンジンを搭載していることや、バーチャルアシスタントシステム「Cortana」との統合を果たしている点が挙げられます。
そのほか、あらゆるWebページにコメントを付け加えて「OneNote」上に保存することが可能な「メモ書き」機能や、保存したコンテンツをオフライン状態でも閲覧できるようにする「リーディングモード」などが追加されることになります。
なお、今回プレゼンを行ったジョー・べルフィオーレ氏が明らかにしたところによると、まずPCプラットフォーム向けに提供が開始され、追ってすぐにスマートフォンなどのモバイルプラットフォームに対してもリリースされる計画とのこと。
ただ、Spartanの正式なリリースはまだ先になるとのこと。さらに、Spartanという名称は、新Webブラウザ開発プロジェクトに付けられたコードネームとのことですが、その正式名称は明らかにされませんでした。
残念ながら、昨日お伝えした「Chrome用エクステンション」のサポート機能の有無(過去記事)については言及されませんでしたが、「多くの新機能が現在開発中」であることも明言されており、今後の発表に期待したいところです。
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