現地時間14日、米グーグルによってProject Araの開発者向けカンファレンスが開催され、そこでProject AraのプロトタイプとなるSpiral 2や2015年内のロードマップを含む多くの新情報が開示されたことは、既に先ほどお伝えした通りです(過去記事)。
しかしそれだけにはとどまらず、今回グーグルはProject Araのパーツの組み合わせや外観をシミュレーションできるアプリ「Ara Configurator app」の開発も新たに発表しました。
Ara Configurator appのデモ映像
このAra Configurator appは、既に米Motorolaが過去に提供しているWebサービスMoto Makerと同様の機能を実現するアプリになります。ユーザーはこのアプリを利用することで、Project Araの ”内骨格” にモジュールをはめ込んだ後の外観を確認したり、あるいは外装のデザインを変更した場合のシミュレーションなど、実際に購入する前に自在に行うことが可能になるとのこと。
また、今回グーグルが明らかにしたところによると、この専用シミュレーションアプリは将来的にSNSとの連携も視野に入れているとのこと。SNSと連携することで、ユーザーのページからそのユーザーの好みを割り出し、それに沿ったオススメのモジュールを自動で提示するような機能が実装されることになる可能性も示唆されました。
なお、残念ながら今回、具体的な提供開始時期に関しては言及されなかった模様です。
実際のMoto Makerのシミュレーション画面
Project Araのモジュールは、オンラインストア経由で販売されることになる、と 以前より噂されてきましたが、今回グーグルによってその推測が正しかったことも証明され、いよいよProject Araの全貌が明らかになってきた感があります。
日本市場へはいつ頃提供されることになるのか。続報に期待です。
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