Phone Arenaは24日(現地時間)、韓国サムスンが、米アップルと韓国LGとの間に、同社製DDR4メモリの供給に関する契約を締結した可能性を伝えています。
なおサムスンは、既に昨年末にはスマートフォン向けのLPDDR4メモリの大量生産を開始したことを正式に発表しています(過去記事)。
今回の情報の出所となる、韓国メディアKoreaTimesが伝えるところによると、この契約により提供される「次世代RAM」は、それぞれ「iPhone 6s」と「LG G4」において実装される見込みとのこと。ただし、提供されるメモリが「LPDDR4メモリ」であるとは明言された訳ではありません。
しかしながら、既にLGはCES 2015にて正式発表した「LG G Flex 2」においてLPDDR4メモリの搭載を実現しており(過去記事)、今さら最新フラッグシップモデルにLPDDR3メモリを採用するとは考えにくいように思えます。
また先月中旬には、iPhone 6sに2GBのLPDDR4メモリが実装される可能性を指摘する情報も伝えられており(過去記事)、今回の情報はそれとも合致します。
それにしても、ここ最近の半導体製造メーカーとしてのサムスンの活躍には、目を見張るものがあります。Appleや米Qualcommを始め、米NVIDIAや米AMDなどへも14nm FinFETプロセスチップの提供を計画しているとのことで(過去記事[1]、[2]、[3])、その先行きは非常に明るいものとなりそうです。
[KoreaTimes.co.kr via Phone Arena]
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