PCWorldは11日(現地時間)、米IntelのCEOブライアン・クルザニッチ氏によって、次世代アーキテクチャ「Skylake」を採用した新「Core M」ファミリーを、2015年下半期中に登場させることが正式に明言されたことを伝えています。
現地時間10日に開催されたGoldman Sachs Technology and Internet Conference 2015において、クルザニッチ氏が明らかにしたところによると、この次期Core Mチップは更なるバッテリーライフの向上をもたらすとともに、デバイスの更なる薄型軽量化の実現にも寄与するものになる、とのこと。
また、「Windows 10」を始めとするWindows OSはもちろんのこと、Chrome OSやAndroid OSをもサポートすることや、第2世代目となる「RealSense 3Dカメラ」技術にも対応することも明らかに。(RealSense 3Dカメラ技術に関しては、「こちら」をご参照ください)
RealSense 3D技術を搭載する、DELLの「Venue 8 7000」
なお今回、その他の詳細な情報については、今年6月に台北で開催されるComputex 2015にて開示されることが氏によって示唆されました。Broadwellベースの現行チップの登場は2014年第4四半期の終盤でしたが、果たしてこの新型Core Mファミリ―はどのタイミングで市場に投入されることになるのでしょうか。
先日リークされたIntelの製品ロードマップ
さて、先日2015年度のIntelの製品ロードマップが流出しましたが(過去記事)、その信憑性を疑う声は決して小さくありませんでした。しかし今回と先月の収支報告の場における氏の発言(過去記事)を受けて、信憑性がにわかに増したように思えます。
製造工程に問題が発生した為に登場に遅れが生じたBroadwellでしたが、どうやらSkylakeはその遅れを取り戻すべく、我々の想定よりも早いタイミングで登場することになりそうです。
[PCWorld]
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