Android Authorityは6日(現地時間)、今週中にもヨーロッパ市場にて ”世界初” となる「Ubuntu OS」搭載スマートフォンの販売が開始されることを伝えています。
「Aquarias E4.5 Ubuntu Edition」
今回ヨーロッパ市場限定で発売が開始される「Aquaris E4.5 Ubuntu Edition」は、Ubuntuの開発支援企業であるCanonicalとスペインのメーカーBQによって共同開発された端末。スペック自体は、取り立てて特徴のないローエンド級の仕上がりですが、Ubuntu OSを搭載したスマートフォンとしては、世界初の存在となります。
以下は、主なスペック。
OS | Ubuntu OS |
ディスプレイ | 4.5インチ qHD(960×540)ディスプレイ |
SoC | MediaTek 1.3GHz駆動SoC(Cortex A7ベース) |
GPU | Mali-400 |
RAM | 1GB |
内蔵メモリ | 8GB |
メインカメラ | 800万画素 |
フロントカメラ | 500万画素 |
バッテリー | 2,150mAh |
ネットワーク | 3G通信 対応 |
また、販売方法に関しては、パートナーシップを形成した企業のオンラインストアを通じての「フラッシュセール方式」(詳しくは「こちら」をご参照ください)を採用し、今週中のどこかのタイミングで開始されるとのこと。ちなみに価格は169.90ユーロ(約2万3千円)に設定される見込みです。
端末のプロモーション映像
デバイスそれ自体に関してはあまり魅力的なようには思えませんが、Ubuntuコミュニティにとってこの端末が持つ意味というものは、大きいのではないでしょうか。AndroidデバイスやWindows Phoneを中心に苛烈な生存競争が繰り広げられる ”低価格市場” に、果たしてAquaris E4.5はどこまで食い込むことができるのか。続報に要注目です。
コメント
コメントを投稿した際には、コメント機能利用規約(ガイドライン)に同意したものとみなされます
主要ニュースサイトなどの「許可サイト」以外のURLを含む投稿はコメントが保留されます