Phone Arenaは8日(現地時間)、モバイル向けWindows 10とAndroid OSとのデュアルブート端末「Wen Yan Sofia」が発表に向けて準備されていることを伝えています。
ただし、現時点では正式発表されてはおらず、情報の信憑性については慎重に見極める必要があります。
中国メーカーWen Yanによって手掛けられるこの新端末における最大の特徴は、やはり「Windows 10」と「Android OS」とのデュアルブートに対応している点でしょう。ユーザーはその時の気分や用途に応じて、駆動させるOSを選択・変更することが可能になる見込み。
なお、米Intelによって2015年前半の投入が予告される新低価格SoC「SoFIA」を搭載しており、またそれが名前の由来ともなっています。以下は、今回伝えられるところのSofiaの主なスペック。
OS | Windows 10 Android OS(バージョン不詳) |
ディスプレイ | 5.0インチ フルHD(1920×1080)ディスプレイ |
SoC | Intel SoFIA |
RAM | 2GB |
内蔵メモリ | 32GB |
メインカメラ | 1,300万画素 |
フロントカメラ | 500万画素 |
現行最新の「Windows Phone 8.1 GDR1」においてもIntel製チップはサポートされてはいませんが、Windows 10ではついに状況が一変することになります。仮に今回の情報が事実だとするならば、このSofiaは世界初の「モバイル向けWindows OS」とAndroid OSとのデュアルブートを実現する端末として登場することになりそうです。
ディスプレイやカメラの ”高画素化” や、端末の ”大型化” あるいは ”薄型軽量化” 等々。これまでスマートフォンは様々なトレンドを経てきましたが、個人的にはデュアルブート(マルチブート)こそが、次なる潮流となることを期待しています。Sofiaの発表には、熱い期待を寄せたいと思います。
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