米Googleは11日(現地時間)、Chromebookの高級モデルにあたる「Chromebook Pixel」の後継版を正式に発表しました。
2013年に発売されたChromebook Pixelは、1,299ドル(LTE通信対応モデルは1,499ドル)という価格設定でにより、それまでの安価なChromebookのイメージを覆しましたが、今回、一部の熱心なファンの声に答える形で、およそ2年越しの後継機登場となりました。
以下は、Chromebook Pixel(2015年モデル)の主なスペックです。
OS | Chrome OS |
ディスプレイ | 12.85インチ「2560×1700」マルチタッチ対応ディスプレイ (アスペクト比 3:2) |
CPU | 2.2GHz駆動 Core i5 (標準) / 2.4GHz駆動 Core i7(LSモデル) |
RAM | 8GB(標準) / 16GB(LSモデル) |
ストレージ | 32GB SSD(標準)/ 64GB SSD(LSモデル) |
ワイヤレス | Bluetooth 4.0 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac |
ポート類 | USB Type-C × 2 USB 3.0 × 2 SDカードスロット |
バッテリー | 最大12時間 |
外形寸法 | 297.7(W) × 224.6(D) × 15.3(H) mm |
本体重量 | 1.5kg |
新型Pixelには、標準モデルと、よりハイスペックな「Lidicrous Speedモデル」(LSモデル)が用意されており、前者は999ドル(約12万1千円)、後者は1,299ドル(約15万8千円)という価格に設定されています。
また両モデル共通で、先日米アップルより正式発表された「MacBook」にも搭載されているUSB Type-Cポートを2つ搭載しており、映像出力からPixel本体の充電まで、幅広いな用途に使用できます。そのためか、専用の充電ポートは存在していません。
バッテリーライフは最大12時間を誇り、わずか15分の充電で最大2時間の連続使用が可能とのこと。そのほか、ストレージ容量が少なくクラウドストレージやWebアプリ類の利用を前提にしている点などは、先代モデルと変わりません。
なお、既に米国のGoogleストア上では販売が開始されていますが、日本を含む各国市場に対してどのタイミングで提供されることになるかは、現時点では判然としません。
Google自らが「万人受けを狙った製品ではない」と謳うこのフラッグシップ級Chromebookに対して、果たして市場はどのような反応を示すのか。続報に要注目です。
[Neowin]
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