Neowinは3日(現地時間)、現在バルセロナにて開催中のMWC 2015において、「Windows 10」の正式リリース前に ”フラッグシップ級のLumiaデバイス” は登場しないことが、米マイクロソフトによって公式に明言されたことを伝えています。
以前にリークされた「McLaren」の試作端末
マイクロソフトの携帯電話マーケティング部門の重役、二ール・ブロードレイ氏が明らかにしたところによると、フラッグシップ級の「Microsoft Lumia」端末が登場するのは、Windows 10が正式に提供開始を迎えてからになるとのこと。これにより、今年の夏前に発表される可能性を指摘する噂は明確に否定される形に。
また、今回ほぼ時を同じくして、マイクロソフトが目下開発を進めている新型Webブラウザ「Project Spartan」が、近日中の登場が見込まれるWindows 10の次期プレビュー版において実装されていることも、正式に明らかにされました。
残念ながら具体的な日程に関しては言及されませんでしたが、おそらく今月中にも提供が開始される見込みです。なお、既に先日リリースされたモバイル向けWindows 10のテクニカルプレビュー版において、Project Spartanに実装される新開発のレンダリングエンジン「Edge」の実装が確認されています(過去記事)。
今回、ついに明確に否定された近日中のフラッグシップ級Lumia登場の可能性。しかし、あくまで潰えたのは「Microsoft Lumia」シリーズに関してのみであり、他メーカー製のフラッグシップモデルについてはその限りではありません。
先日には、「HTC Hima(HTC One M9)には、Windows Phone OS搭載モデルが用意される」との噂も伝えられていることですし(過去記事)、あまり過度な期待は寄せず、静かに続報を待ち構えたいと思います。
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